江戸・明治・大正・昭和と酒造りをしていた12軒の酒蔵が、1944年(昭和19年)に完全企業合同を行い秋田酒類製造株式会社として発足したのが「高清水」です。「高清水」という銘柄は、公募により5,037点の応募の中から選ばれました。初代杜氏の鶴田百治が残した言葉があります。「理想の酒を絵に描くと鯛のようなのが望ましい」。「理想の酒」を口に含んでからの印象を鯛の形になぞらえたものですが、高清水はこの言葉を大切に継承してきました。創業から平成、令和となっても色褪せずにさらに輝きを増す。軟水の環境下で、米を白く搗き(よく磨き)、低い温度でじっくり沸かす(発酵させる)。秋田の気候風土を最大限に活かした先人達の知恵の結晶。現代の「吟醸造り」の原型と言われる姿がここ秋田にあります。

《製造方法》　1990年に精米技術を高めより品質の良い日本酒を醸すために新設した「御所野精米工場」は2019年に一新し、「ダイヤモンドロール」搭載の精米機によりハイレベルな精米が可能となりました。

《取扱商品》

• 本醸造
• 純米大吟醸
• 秋田限定秀麗無比シリーズ

　1953年(昭和28年)に建築された古い蔵の柱や梁をそのまま残してリノベーションした仙人蔵を見学。酒造りのVTR鑑賞、酒造りの様子や昔使用されていた酒造りの道具などを、説明を受けながら見学することができます。
　敷地内にある「倉//蔵(くらくら)」ではお酒・蔵限定グッズ・あまざけ・化粧品などの購入ができ、お酒の試飲を楽しむことも出来ます。